本プロジェクトは新潟県立長岡高等学校の昭和44年卒業生の有志によって設立され、2001年11月9日に特定非営利活動法人として東京都より認証を受けたボランティア団体です。
名 称 | 特定非営利活動法人 米百俵スクールプロジェクト |
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代表者 | 小林芳男 |
主たる 事務所所在地 |
〒105-0003 東京都港区西新橋2-7-4 CJビル5F まほろば法律事務所内 |
目 的 | カンボジアの米百俵スクール2校に対する維持支援活動を中心に、小林虎三郎の米百俵精神(人材育成と自立精神の確立)の重要性を広く内外に訴え、教育の振興と世界平和に寄与することを目的とし、その目的を達成するために下記の特定非営利活動を行っていきます。
(1)社会教育の推進を図る活動 |
事業内容 | この法人は上記の目的を達成するために次の特定非営利活動に関わる事業を行います。
・カンボジアの米百俵スクール2校に対する維持支援活動として、教材や設備の補充を図るとともに、文化交流や人的交流を行います。 ・国内外にむけて小林虎三郎の米百俵精神(人材育成と自立精神の確立)の重要性を訴え、書籍・紙芝居などを通してその精神に基づく教育理念を広く伝えていきます。 ・これらの活動のための募金活動。 |
「米百俵プロジェクト」から「米百俵スクールプロジェクト」へ
西暦1998年秋のことです。
2000年に開催される新潟県立長岡中学校高等学校東京同窓会の幹事となった同校昭和44年卒業生が、ミレニアム記念イベントとして郷土の逸話「米百俵」にちなんで発展途上国に学校を建設することを企画、「米百俵プロジェクト」と名付けて活動を開始しました。このプロジェクトは、米100俵分の資金で発展途上国に学校を建設しようというもので、しかも単に寄付金を頂戴するだけではなく、米のおいしさやありがたさを再認識してもらうためにも寄付していただいた方に感謝の気持ちをこめて一口10kgの米をお礼として差し上げるという仕組みになっていました。
予想を上回る賛同をいただいて、いろいろなNGOと接触をはかった結果、内戦で荒廃したカンボジアは戊辰戦争で焦土と化した郷土の姿に重なると感じ、また、私達の受けた「米百俵」の恩恵を今度は学校を必要とする子供達のために、と同地で小学校建設を行っているNGOジャパンリリーフ・フォー・カンボジアを通して学校建設を依頼、2000年4月にコンポンチャム、2001年8月にシアヌークビル近郊にと2校の学校を開校することができました。
ここで、「米百俵プロジェクト」は幕をおろしたのですが、その後のきめ細やかな支援活動こそが大切との意見が出され、その受け皿としてこの「米百俵スクールプロジェクト」が誕生したものです。
この度、東京孜孜の会(長岡高校昭和44年卒業)の女性陣が中心になって「NPO米百俵スクールプロジェクト」を設立し、2000年に実施した「米百俵プロジェクト」の活動を引き継ぐことになりました。地道に活動を継続したいとの趣旨ですので、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げる次第です。
米百俵スクールプロジェクトの活動をカンボジアでサポートしてくれているシンホンさんの会社です。少しでもカンボジアの人たちの力になりたいという想いから、カンボジアでの学校建設をはじめ建設支援のトータルコーディネートを行っています。