米百俵スクールプロジェクトのこれまでとこれから

 

1.米百俵スクールプロジェクトのこれまで

(1)プロジェクトの立ち上げ
平成12年(2000年)4月の長岡高校同窓会東京支部総会の幹事団を昭和44年卒業生が担当することになり、その同窓生の会「東京孜孜の会」の仲間がミレニアム記念に恥じないプロジェクトを展開すべく、「米百俵プロジェクト」を企画しました。
越後長岡藩は小林虎三郎の「米百俵」で有名であり、長岡中学・長岡高校はその流れを汲んでいます。そこで、アジアに目を向けてみると、内戦で荒廃したカンボジアが明治維新時の長岡藩に似ています。かの地に「米百俵スクール」を創立させるべく活動を開始し、寄付を募り、2000年4月7日にプノンペンから車で2時間半ほどのコンポンチャムで学校を開校し、翌年8月にはシアヌーク州に2校目の学校を開校させました。

(2)プロジェクトにおける継続的活動
プロジェクト開始の頃、発展途上国に学校を建設・寄贈することが盛んに行われていたのですが、建設後はメンテナンスが行われず、2・3年で廃校になる例がほとんどだという話を聞きました。我々のプロジェクトはその轍を踏まないよう継続的な支援を行う覚悟をし、寄付集めの活動も継続することにしました。

(3)NPOの設立
継続的な活動をし易くするため、正式な特定非営利活動法人(NPO)を設立すべく諸手続きを進め、2001年11月にNPOとして認証を受けて現在の米百俵スクールプロジェクトの活動の基盤を整えました。

(4)カンボジアでの諸活動
NPO米百俵スクールプロジェクトでは次のような活動をして来ました。
①校舎の新設・修繕、運動場・グランド等周辺設備の整備
②鍵盤ハーモニカ等音楽楽器の提供及び音楽指導者の育成支援、地域音楽会の開催
③図書室の設置、必要図書の提供
④筆記用具・ノート等学用品の継続的提供
このような活動の実情を把握しながら展開するために、我々の仲間が毎年1回、多い時には2回、3回と現地を訪問してきました。

(5)カンボジアからの勲章授与
これらの活動に対して2019年11月17日、カンボジア政府からカンボジア国友好勲章(サハメトレイ勲章)がNPOに贈呈されました。
※この勲章は米百俵スクールである坂之上小学校と長岡高校に寄贈されています。

2.米百俵スクールプロジェクトのこれから

(1)活動主体の現状
東京孜孜の会によって建てられた学校の継続支援のためNPO米百俵スクールプロジェクトが平成13年(2001年)に活動を開始して既に25年の年月が経過しました。
我々も既に後期高齢者の仲間入りをし、カンボジアに出かけていって活動する体力がなくなりつつあるメンバーが多くなっています。ここで活動を終了する選択肢も勿論ありますが、カンボジアが徐々に国力を上げてきていることは確かであるとしても、各地方での人々の生活はまだまだ余裕があるとは言えない今、ここまで継続して来た活動を止めてしまうのは悔しいという意見があります。
そこで、今後も活動を継続することとしつつも、これまでの主要メンバーは各々の健康状態を考慮に入れ、徐々に一線から退きながら、新しい世代の方々にバトンタッチできるようにしたいと考えました。

(2)新たな世代への引き継ぎの呼びかけ
本NPO設立の主体である長岡高校の卒業生、「米百俵」の話を大切に思っている長岡出身者、今までNPOに寄付して下さった方々、カンボジア等東南アジアの国々の発展を支援したいと考えておられる方、どなたでも結構です、私共の活動に参加し、将来的には私共の活動を引き継いでも良いと思われる方がおられましたら、是非ご連絡いただき、活動に参加して下さい。

[連絡先]info@kome100sp.com

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