第2回合同音楽会
タンバン村の第2回合同音楽会を開催しました。今回はタンバンの米百俵スクールに加えて、夏のワークショップに参加した近隣5校の計6校が出場して、練習の成果を発揮しました。
5校のうち、昨年に続いての出場となったトロバエク小学校以外は、初めての器楽演奏、人前での発表です。秋からの2ヶ月という短期間の練習でしたが、各校で指導にあたった先生方の熱意と児童のがんばりで、短期間にしてはよい演奏ができたのではないでしょうか。
カンボジアの地方の村では、このような催物に参加するということは、まずありません。これからは、聴衆のマナーを伝えていく必要もありそうです。
今回の音楽会実施にあたっては、米百俵スクールの校長先生が、各校との連絡をはじめ当日の準備までをほぼ完璧にやってくれており、その成長には目を見張るものがありました。今後の各校の継続指導については、問題も山積みですが、せっかく芽生えた音楽の楽しみを消すことなく、なんとか来年の第3回開催につなげていきたいものです。
また、今回の音楽会には米百俵スクール2校目の先生方も招待して、発表のようすも見てもらいました。他校のようすを見て、感想はどうだったのでしょうか。その刺激が日々の授業に生かされていけば、と思います。
