5回目の米百俵スクール訪問
5回目の米百俵スクール訪問を行いました。
今回はSARSや現地の国会議員選挙の影響などを考慮して小人数による訪問となり、コンポンチャムのタンバン小学校だけしか行くことができませんでした。 開校時に植樹したものの枯れてしまった桜のかわりに、プノンペンにある前田建設植物園からタイ桜をはじめ三種類の苗木を寄贈してもらって植樹、また、同時に設置した井戸も水涸れや器具の喪失で使用不可能となっていたため、新しく素掘りの井戸を掘る手配をし、破損していたトイレ扉の付け替え、ビデオ付テレビ購入、例年通りの新入生用教科書と学用品の補充なども実施しました。
ソロバンクラブでは、米百俵スクールの教頭先生が黒板に串団子のようなソロバンの絵を描いて教えるという工夫もみられ、その熱意を感じることができました。
カンボジアでは数の数え方が「12345」と続いた後「6は5+1」「7は5+2」と認識すると聞いて、ソロバンは今後カンボジア国内に根付くのではないかとの感想を抱きました。